ギャップにグッと来る話

ギャップにグッと来る話〜昔の彼女がテレビに出たら - シリアル・ポップな日々


id:akizukidさんからのトラックバックに対するトラックバック。本当はコメントに書こうと思っていたのですが、意外にも長くなってしまったので、こっちに書かせていただきます。



ギャップ、好きかもしれないです。別にビールを飲む女の子が好きだとか、カツ丼を食う女の子が好きだとか、すっぴんの女の子が好きだとかと言うわけではないのですけどね。いや、すっぴんの女の子は好きかもしれない…、ビールを飲む女の子はちょっと好きかもしれない、カツ丼を食う女の子はどうでも良い。まぁ、それは良いとして、常に保守的で生活に安定を求めていると自分では思っているのですが、やはりそれではつまらないと本能が刺激(ギャップ)を求めているのかもしれません。常に平坦な毎日だとつまらないです。


大学時代の彼女の話も、よく言われるのが「男の恋愛は「名前を付けて保存」、女の恋愛は「上書き保存」」なんて言われるように、過去を思い出して、現在に刺激を与えているのかもしれません。現状に不満が無いとは言いませんが満足しているとも言えません。あっ、同じ意味か。過去の楽しかった思い出(思い出というものは辛いものでも時間が経つと楽しい思い出に変わると思っています)を記憶から引っ張り出して心のバランスを整えているのでしょう。昨日仕事で失敗したことは今は笑えないけど、3年後は笑えるように。大学時代の彼女の話が「辛い思い出」ではなく「甘酸っぱい思い出」になってくるのはその為だと思います。


akizukidさんが書かれている夢の事とはちょっと違うかもしれないけど、夢にもそう言った作用があると聞いたことがあります。子供の頃に悪夢によって目を覚ました経験はあると思いますが、それは、現実世界で受ける刺激に対して慣れさせ緩和させる作用があるものだと。大人になってしまったと言うことは残念ながら色々なことに対して鈍感になってしまうことなのかもしれませんね。akizukidさんの昔の彼女がもしテレビに出ても、夢の時ほどは驚かないのかもしれません。違う意味で驚くかもしれませんが。笑い。


感情を揺さぶるほどの過度な刺激は嫌だけど、適度な刺激は心の底では求めてしまう。その境界線は解らないけどちょっと贅沢な要求ですね。